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QLDとNTで激しい洪水「水を沸騰させて使用して」

【QLD10日】   QLD州とNT準州の一部地域で激しい豪雨が続き、洪水が広がる中、飲料水への影響が懸念されている。NT準州では洪水の影響で水道システムが影響を受けた可能性があるとして、住民に対し水を沸騰させてから使用するよう警告が出された。

広範囲にわたる大雨がNT準州およびQLD州の中央部や沿岸部を襲い、中央地域やワイドベイ、バーネット地域に大量の洪水が流れ込んでいる。NT準州の遠隔地域では大規模な洪水による被害が発生しており、キャサリンやダーウィン周辺でも被害が確認されている。

大雨と洪水により水道供給システムが影響を受けた可能性があるとして、キャサリン、ウグラール(ベズウィック)、ティンダルの住民に対して「煮沸水警告」が発令された。NT準州保健当局は、歯磨き、飲料水、料理、乳児用ミルクの準備には「通知があるまで冷ました煮沸水またはボトル水を使用するように」と呼びかけている。警告では「住民はこれらの用途に限って水を使用し、節水に努めてほしい」とされている。

10日にはキャサリン病院の重症患者が洪水の影響を受け、ダーウィンへ緊急搬送された。また、洪水の中で自宅を守ろうとして負傷した住民なども、救助用ヘリコプターで安全な場所へ搬送された。

週末にかけて、気象局はマウント・アイザからQLD州南東部にかけて100〜300ミリの降雨量を観測し、一部地域では400ミリに達した。

現在、ワイドベイおよびバーネット地域の複数の河川で洪水警報が発令されており、すでに地面が水を含んだ状態の地域では急激な水位上昇が予想されている。

気象局のシニア気象予報士ディーン・ナラモア氏は次のように述べた。「特に被害が大きかったのはバンダバーグやグラッドストン周辺、ワイドベイ・バーネット地域の多く、カプリコルニア内陸部、さらにエメラルド付近で、150〜300ミリ近い雨が降った」バンダバーグ地域ではバーネット川の水位が夜間に7.5メートルを超えたため、緊急警報が発令された。

今週はQLD州だけでなく、NT準州でも豪雨と洪水の影響が広がっている。ダーウィンリバー・ダムは9日午後4時30分頃、貯水量が110%を超えたため運用停止を余儀なくされた。広報担当者は「これは前例のない状況で、これほどの水量がダムに入ったことはこれまでなかった」と述べた。住民にはシャワー時間を短くする、蛇口をこまめに閉める、庭の散水を止めるなど、水の使用を減らすよう呼びかけている。

広報担当者は「需要を部分的に補うため、マクミンズとハワード・イーストの地下水設備を稼働させる」と説明した。「しかしダム停止による不足分をすべて補うことはできない。そのためダーウィンの住民には水の使用量を減らすようお願いしている」

一部地域では洪水によって交通が遮断され、住民は水の配給制限を求められるなど孤立状態となっている。キャサリンのウールワース店舗は10日も通常営業しているが、飲料水は1人2本までに購入制限されている。コールズの広報担当者も、10日にダーウィンへ新しい商品が到着したと述べた。

広報担当者は、在庫が不足しているため必要以上の購入を控えるよう呼びかけた。「配送を増やす努力を続けているが、地域の誰もが必要な物資を手に入れられるよう、必要な分だけ購入してほしい」

ソース:news.com.au – Boil water warning issued to residents amid intense flooding in Queensland, Northern Territory

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