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NSW州南西部で洪水被害

【シドニー16日AAP】   NSW州南西部で集中豪雨による被害が発生し、住民数百人が避難を行った。州政府は自然災害として、被災者らに支援を提供している。

暴風雨と降雪のあった15日から16日午前にかけて、州救急局には約1000回の通報があったという。マナス・ダムの決壊したタンバランバでは住民約200人が緊急避難を行い、ロックハート、ザ・ロック、ウランクィンティ、ワラワラ、ホルブルック、アデロング、チュマットなどの町でも、浸水被害のため住民らが避難した。また、州中西部のオレンジ、バサースト、州南西部のタンバランバでは季節はずれの降雪が観測された。

ターカッタ近郊のヒューム・ハイウェーが両方向が通行止めとなり、オリンピック・ハイウェーはワガワガとテーブルトップ間で通行止めとなった。スタート・ハイウェーは通行が再開されたが、警察はドライバーに警戒を呼びかけている。洪水に関する問合せ窓口が設置されており、電話番号1800-227-228にて情報を入手することが可能。

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