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赤ちゃんコアラ、銃で撃たれる

【ブリスベン7日AAP】   SA州で5日、銃で撃たれた赤ちゃんコアラが発見され、現在オーストラリア動物園野生病院で治療を受けている。生後14カ月~16カ月とみられるこの赤ちゃんコアラは、銃殺された母親コアラの隣で横たわっていたところを発見された。

動物園のスポークスマンによると、赤ちゃんコアラは頭蓋骨を骨折したほか、散弾が体中に広がり、胃や小腸に損傷を負っているという。緊急手術が行われたが、体中に広がった15個の散弾のうち、摘出できた散弾はわずか3個のみ。赤ちゃんコアラの容態は依然として危険だが、安定している。

コアラを故意に銃で撃った場合、22万5000ドルの罰金、あるいは禁固2年の刑が科せられる。ジョーンズQLD州気候変動・持続可能相は「この残酷な事態を遺憾に思う。赤ちゃんコアラが回復することを期待する」と語った。

 

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