政治

前原外相が戦死者追悼 謝罪の言葉も

【キャンベラ23日AAP】   貿易・安全保障問題を協議するためキャンベラを訪れている日本の前原外相は23日、協議の合間を縫い、オーストラリア戦争記念館を訪問。軍医として多くの豪兵士のために貢献したウェアリー・ダンロップ卿の像に黙とうを捧げ、謝罪の言葉を述べるなどした。

前原外相は通訳を介して、「戦争記念館では無名戦士の墓にリースをたむけた。第2次大戦では2万2000人が日本の捕虜となったが、この機会に、謝罪の気持ちを示したかった」と話した。

また同外相は、来年、捕虜だった人々が日本を訪問する予定になっていることを明かし、「心から暖かく迎え入れたい」とした。

ウェアリー・ダンロップ卿(本名エドワード・ダンロップ:1907-93)は、捕虜の世話をした数多くの軍医の中でも特に英雄視されている人物。

また、日本の捕虜となったオーストラリア人の数は2万2376人で、そのほとんどが1942年のシンガポール陥落のときに捕らえられたもの。うち3割以上の8031人が飢餓、重労働、虐待などで死亡した。

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