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アップルに罰金900万ドル 連邦裁

【シドニー19日AAP】   連邦裁判所は米アップル社に対し、第三者が修理したアイフォンやアイパッドの補償を拒んだとして、罰金900万ドルを言い渡した。

消費者の苦情によると、アップルのOSをアップデート後に“エラー53”が出て、機器が動作停止。アップルは「第三者が修理した機器に不具合が生じた場合、無料で修理または交換を行わない」とした。2015年2月から2016年2月にかけて、国内で少なくとも275人が対象になったと同社も認めている。

オーストラリア競争委員会(ACCC)は2017年4月、同社に対する訴訟に乗り出した。ACCCは19日、「商品に問題があれば、消費者法のもと修理や交換、返金が受けられるはずだ」と声明を発表した。

連邦裁は、「第三者による修理を受けた機器の補償がなくなることはない」と決断した。アップルは、“エラー53”の影響を受けた顧客およそ5,000人に補償を行う。

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