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被害増加 ペットフード業界取締りへ

【キャンベラ20日AAP】  SA州の少数派政党センター・アライアンス党は20日、上院地方委員会において、汚染されたペットフードの取り締まり強化を、新たに議会で取り上げる方針を明らかにした。対象となるのは国内外の製造業者で、ラベル表示や栄養基準などを調査するという。

 

オーストラリア国内では過去数か月間で70頭以上の犬が、巨大食道症と診断され、体調を崩したり死亡する被害が出ており、ペットフードがこの原因とみられている。連邦のリトルプラウド農相は「ペットを亡くすのは家族を失うようなもの」と述べ、州や準州政府に規制強化を促した。

 

リトルプラウド農相はさらに、自身の愛犬ジャッコに言及し「自分にとって友人であり、突然失うのは本当に恐ろしいことだ」と述べ、犬たちが苦痛で死んでいくことは許されないとして、厳しく取り締まる姿勢を示した。

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