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難民船事故 乗船者は中東系か

【キャンベラ16日AAP】   15日早朝、インド洋沖のクリスマス島に衝突し転覆した難民船事故では、現在までに28人の遺体が引き上げられた。連邦政府によると、転覆したのはインドネシア製の木製の漁船で70人以上が乗船していた。また、生存者42人のうち3人はインドネシア人の乗組員だった。

ボーエン移民相は、同船に乗船していた亡命希望者はインドネシア人ではないかという噂を否定。子どもを含む乗船者はイラク人やイラン人、またクルド人とみられていると話した。

また同相は、救助活動が難航している理由について、「国内すべての人が映像で見たと思うが、現場海域は大荒れのため、海軍や税関の救助船は別の場所から出航せざるを得ないためだ」とした。

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