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サーフィンの女王、暴行に襲われ骨折

【シドニー28日AAP】   27日午後9時半ごろ、NSW州北部沿岸の町ツィード・ヘッドで、サーフィンの世界チャンピオン、ステファニー・ギルモアさん(22)が暴行に襲われ、手首骨折及び頭部にけがを負った。犯人の男(26)は逮捕、起訴され、来年10日、裁判所に出廷する。

犯人は、自宅アパートに続く階段を上っていたギルモアさんを捕まえたうえ、2回にわたり電柱に向かってギルモアさんを投げつけたという。ギルモアさんは28日、テレビのインタビューで、「家族や友人がサポートしてくれているから大丈夫。皆は無事で良かった」と話した。また、けがが回復するまでの6週間は入水禁止とされたことについて「残念だがこれで自信を失うようなことはない」と話した。

ギルモアさんは、世界タイトル4冠のサーファーで、世界でも男子・女子ともにこの偉業を達成した人はまだいない。事件のわずか2週間前にも、米ハワイで行われた競技で3回連続となる優勝を収めたばかり。

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