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脱走犯、州施設で勤務13年

【ブリスベン15日AAP】   刑務所を脱走し15年ぶりに逮捕された犯人が、脱走後、州施設で13年にわたり勤務していたことが分かった。

ルーク・アンドリュー・ハンター受刑囚(42)は、恋人の夫を殺害した罪で懲役21年とされ、QLD州イプスウィッチ近くにある刑務所にて受刑中だったが、1996年2月、同刑務所から脱走。今月13日午前、ケアンズ西部ハーバートンで、ジョギングをしていたところを逮捕された。ハンター受刑囚は、過去5年間はQLD北部で生活していたが、それ以前にはシドニーにて生活をしていたともみられている。

同受刑囚が勤務していたのはハーバートン病院で、偽名を使い、1997年11月から施設管理人として働いていた。QLD保健局によると、同局は常勤希望者に対する犯罪歴チェックを2006年に開始したが、ハンター受刑囚が勤務を開始したのはそれ以前だったため発見することができなかったとしている。

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