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手術キャンセル ベッド不足が原因

【シドニー28日AAP】   NSW州の病院では術後のベッド数が不足していることから、患者は手術日が決定しないまま退院を余儀なくされている。

NSW州保健局によると、今年、約9000人の患者が病院から手術をキャンセルされることが予想されるという。シドニー・モーニング・ヘラルド紙が入手した統計で、病院は過去4年間、手術の当日キャンセルにおいて、州政府が課す基準を満たしていないことが判明した。同紙は、連邦政府は2009年と2010年に待機手術に6億ドルの投資を行ったにもかかわらず、その効果が確認できていないと報告している。

豪医療協会NSW州支部の病院診療委員会のオウラー会長は同紙に対し、特にウエストミッドやネピアンの病院ではベッドの需要が極めて高いとし、この問題を解消するためにはさらにベッド1450床が必要となると語った。当日キャンセルについては、2007年初旬には5%の基準を満たしていたが、2007年3月に基準が2%に変更されて以来、以前の医療サービス9項目のうち6項目で月間目標を達成できなくなった。

 

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