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若年層ターゲット? 酒類広告に警告

【キャンベラ20日AAP】  オーストラリアの酒類マーケティング規制団体は、2018年第二四半期だけで規制違反の件数が10件となり、例年を大幅に上回っていると懸念を示したことが分かった。特に、若年層をターゲットにしていたり、年齢規制を無視した広告掲載などが増えているという。

 

違反となった広告では、ビールの広告に子どもたちに人気のあるジュース飲料「Ribena」をパロディー化し「Ribeerna」と記載したり、サイダー銘柄の「5Seeds」がインスタグラム上で、規制年齢となる25歳以下の女性を起用していた。

 

酒類広告規制団体のジェンキンス会長は、違反とみなされた企業のほとんどが素早い対応をとっていることには喜んでいるとする一方、未然に防止する努力をすべきとの考えを示した。また、企業は起用する人材の選定に細心の注意を払い、ソーシャルメディア上での影響にも配慮すべきと訴えた。

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