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政府 たばこ包装一律深緑色に検討

【シドニー6日AAP】    ニクソン連邦保健相は6日、現在検討されているたばこに法案で、たばこの包装の色を喫煙者に一番不人気な深いオリーブ色(濁った深緑色)にすることを盛り込んでいるとを明らかにした。

喫煙者数の削減を目標とした検討中のたばこ法案では、ロゴが包装から完全に削除され、たばこ会社は商品名を一律定められたフォントで記すことが求められている。さらにこの法案が可決すると、たばこ包装の正面の90%、後方の75%にたばこの害に関する警告や写真の掲載が義務付けられる。

ニクソン保健相は、「たばこ包装ができるだけ魅力的なものにならないよう調査を行った結果、深いオリーブ色が喫煙者、特に若者に一番不人気だということが分かった。この法案は、たばこがまるで満足感を与え、健康に良いものであるかのようなイメージを与えようとするたばこ企業の最後のチャンスを奪うことを目標としている」と話した。

この法律の草案及び法案内で指定されている包装デザインの見本は7日に公開される。

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