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デジタル医療記録 保護者に利用勧める

【キャンベラ3日AAP】  連邦政府が導入を進めるデジタル医療記録「My Health Record」に、登録を希望しない人からの申し出が多数となっていることを受け、保健当局は医療記録は緊急事態への備えになるとして、幼い子どものいる家庭に対し同システムを利用するよう呼び掛けている。

 

保健当局は、緊急事態の際、保護者が子どものアレルギーや予防接種の記録などについて知らなければ、命にかかわる可能性があるとして、このような情報をすべて記録するデジタル医療記録を利用することには、大きな意味があると説明している。

 

連邦のハント保健相は今週、My Health Recordへの記録を希望しない人の申し出期限を10月半ばまでとしていたのをさらに1か月延長すると発表。さらに、個人情報の流出を懸念する声を受け、警察や政府当局が患者の記録を入手するには、裁判所からの命令を必要とする法改正を行うなど、新たな方針を示している。

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