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強姦後に火を放った男に懲役21年

【メルボルン29日AAP】   未成年の少女を強姦した上、証拠隠滅のために現場周辺と被害者にガソリンをまいて火を放った教会の青年リーダーに対する判決がVIC州最高裁判所であり、被告は懲役21年を言い渡された。

昨年5月31日、メルボルン西部に住む14歳の少女は、当時教会青年リーダーだったマイケル・チュアノ・ハモジェニーズ被告(25)とテキスト・メッセージでやり取りした後、被告が少女の家を訪問。父親のふりをして少女の学校に欠席する旨連絡を入れた。その後、2人は飲酒をし始めたが、同被告は少女の首を絞め、意識を失った少女の裸体の写真撮影を行い、強姦した後浴室へ運んだ。買いに走ったガソリンを少女の体と住宅周辺にまき、証拠隠滅のために火を放った。少女は全身の半分にやけどを負い右足指を切断。また、食事や排泄などが自分で行えず、一生涯介護が必要となった。

ハモジェニーズ被告は犯行の理由について、酔っていたために正常な状態ではなかったこと、また自身はセックス中毒であるとした。また警察に対しては「性の悪魔が舞い降りてきたせいだ」と訴え、火を放ったのは「魔除け」のためだと述べた。同被告は犯行後、自分の娘を訪問してインターネットで自分が起こした火事のニュース記事をチェックした。また近所のジムに行き、放火した際に脚に受けたやけどから来る痛みを緩和させるために水泳をしたという。

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