一般

イチゴ針混入 NZ店舗にも影響

【ブリスベン17日AAP】   NT準州を除く全6州で、イチゴの中に針が混入しているのが見つかった。これを受けて隣国ニュージーランドでも、オーストラリア産のイチゴを陳列棚から撤去している。

国内各地でイチゴのパック内に針が混入しているのが見つかり、警察は捜査を続けている。WA州地方部でも17日にイチゴの針混入が報告され、NT準州を除く全6州で確認された。

QLD州イチゴ生産協会のエイドリアン・シュルツ副会長は、“商業テロ”だとして相次ぐ事件に憤りを示す。

ニュージーランドの食品市場のほとんどを占める、小売り大手のフードスタッフスとカウントダウン(ウールワース所有)は17日、オーストラリア産イチゴの店舗陳列を中止すると発表した。両社は「オーストラリア内のリコールの影響を受けた商品はないが、消費者を安心させたい」と声明を発表した。ニュージーランドは国産の果物が少なくなる4~9月にオーストラリアから輸入するが、ニュージーランド産のイチゴが間もなく店舗に出てくる見通しだ。

QLD州、NSW州、VIC州、SA州ではイチゴを廃棄またはカットして食べるよう警告が出されている。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら