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女性のアルコール関連死 20年ぶり最高

【キャンベラ26日AAP】  オーストラリア人女性によるアルコール関連死の割合が昨年、過去20年間で最高水準となったことが、オーストラリア政府統計局(ABS)による調べで分かった。女性10万人中7人がアルコール関連死だった。

 

アルコールが引き金となった死亡例は昨年1,366件に上り、このうち肝臓疾患のある60代前半の男性が最も多かった。また、男女を合わせた10万人のうち、約5.1人がアルコール関連死と、20年前の6.6人からやや減少した。

 

さらに、虚血性心疾患による死者は昨年、1万8,590人と5年前の2万108人から減少したが、心疾患は依然としてオーストラリア人の死因第一位となっている。また、心臓まひや肺がんも減少した。一方、アルツハイマー症を含む脳障害による死者は昨年、1万3,729人と、2012年の1万367人から増加。認知症は引き続き死因第二位となっている。

 

 

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