生活

NSWとQLD 救急外来の状況悪化

【シドニー、9月5日AAP】   病院の救急外来の待ち時間が各州で改善されている中、NSW州とQLD州では悪化していることが分かった。

オーストラリア救急医療カレッジが、国内の85病院の救急部門に行った委託調査によると、救急外来に来てから8時間以上待つ患者(アクセスブロック患者)の状況は平均7.1人から6人と若干の改善が見られた。しかしNSW州とQLD州では、著しく悪化しているという。2010年から2011年にかけて、NSW州の病院のアクセスブロック患者数は平均6.6人から7人へ増加、またQLD州でも4.2人から6人に増加した。

報告書は若干の状況改善の事実を評価しつつも、救急外来における入院患者の待ち時間を4時間とする理想の状態への道のりはまだ長いとしている。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら