国際

「ナウルの難民を豪へ」 UNHCR要請

【キャンベラ13日AAP】   国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、パプアニューギニアやナウル島に収容されている難民たちをオーストラリアへ直ちに移送するように要請している。

 

今月にナウル政府は、難民に医療支援を行っていた国際NGOの国境なき医師団(MSF)に医療活動停止命令を下した。

 

先月には、医療救助のためにナウル島からオーストラリアへ搬送された難民の数が著しく増加しており、パプアニューギニアでは、 自傷行為や自殺未遂行為が数件発生していることをUNHCRは指摘した。

 

UNHCRのスポークスパーソンは、最近の難民たちの状況悪化を懸念し「国際法の下、オーストラリアは海外に強制的に移送された難民たちを保護する責任があり、これ以上の犠牲が起こらないよう行動すべき」と述べた。

 

 

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