国際

セーシェル渡航に注意勧告 チクングニア熱流行で

【ACT10日】   蚊が媒介するウイルスの流行を受け、インド洋に位置し、美しいビーチで知られる東アフリカ最小の国・セーシェルへ渡航する人に対し、「高度な予防対策を講じるように」と勧告が出された。

米疾病対策センター(CDC)は、セーシェルでチクングニア熱の流行が発生しているとして、渡航情報を更新した。チクングニアウイルスは、感染した蚊に刺されることで人にうつる。デング熱を媒介するネッタイシマカ(Aedes aegypti)とヒトスジシマカ(Aedes albopictus/アジアタイガーモスキート)の2種類の蚊によって感染が広がるウイルス性疾患である。蚊は、血液中にウイルスを持つ人を吸血することで感染し、その後ほかの人を刺すことでウイルスを広げる。このウイルスは主に、アフリカ、アジア、アメリカ大陸、西太平洋地域で発生している。

主な症状は発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、発疹(主に体幹や手足)などで、症状は蚊に刺されてから約7〜10日後に現れ、多くの感染者は数週間で回復するとされる。一方で、「数週間にわたる強い倦怠感や、数か月続く関節痛を経験する人もいる」とNSW州保健局は説明している。

CDCは、妊娠中の人は流行地域への渡航を再検討するようにと勧告している。「出産前後に母親が感染すると、出産の前または最中に赤ちゃんへウイルスが感染する可能性がある」。また、予防策として、虫よけ剤の使用、長袖・長ズボンの着用、エアコン完備または窓やドアに網戸のある宿泊施設に滞在することを勧めている。

当局は予防のため、明るい色の長袖シャツ、長ズボン、つま先の覆われた靴を着用することも推奨。「ピカリジン、DEET、またはレモンユーカリオイルを含む虫よけ剤を、露出した肌すべてに均等に塗ってください。日焼け止めを先に塗り、その後に虫よけ剤を使用してください。蚊の種類によっては、一日中刺してくるものもいる」としている。

ソース:news.com.au – Travel warning for popular tourist destination

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら

生活

今年2例目のはしか感染 SA

【SA5日】   感染者が多くの人が利用するスイミングセンターを訪れ、公共交通機関を利用していたことを受け、オーストラリア…