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食品宅配業の従業員 不当解雇で勝訴

【シドニー17日AAP】   大手食品配送業社のフードラに解雇された男性が、政府機関のフェア・ワーク・コミッション(FWC)によって不当解雇と認められ勝訴したことがわかった。

 

ジョシュ・クルーガーさん(28)は、今年3月にメルボルンで行われた集会でフードラ社の労働環境の悪化を訴えた後に解雇されていた。

 

これに対してFWCは、クルーガーさんはフードラ社の受託業者ではなく従業員として働いていたと認め、フードラ社の主張を退けた。

 

オーストラリア運輸労働組合(TWU)は、フードラの親会社であるデリバリー・ヒーロー社は、自転車配送者に対しての未払いのスーパーアニュエーション(年金)を支払う必要があるとしている。

 

クルーガーさんはフードラ社から 15万ドル以上の賠償金を受け取ることになるとし、大企業との訴訟で自分が勝訴できるとは思っていなかったと喜びを語った。

 

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