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スワンリバー、年間ゴミ量11.3トン

【パース16日AAP】   風光明媚な町として知られるWA州パースを流れるスワン川で、2011/12年度に回収されたゴミの量が11.3トン以上あったことが調査機関の調べで明らかになった。

スワン川管理機関「スワンリバー・トラスト」による調査によると、同期間に回収された一般廃棄物は6.3トン以上。木材やがれきなどは5トンあった。さらに、回収された大型廃棄物のうち最も多かったのはタイヤで48個。他にスーパーで使用されるショッピング・トロリーが9台、椅子が21脚あった。これらの数は前年より減っているものの商業用看板は19個あり、前年の10個より増加した。

WA州のマーミオン環境相によると、一番多くみられるのはナイロン袋や魚釣りの糸であり、これらは川に生息するペリカンやイルカなどに影響を与えることを訴えた。また、ゴミ投棄は容認されるべき行為ではないと明言。さらに、州政府は違法のゴミ投棄に関する罰金を厳しくしているが、州民が参加してこれらの行為を減少させる努力が必要であると話した。

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