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「性教育は早めに」 学生への調査結果

【メルボルン4日AAP】   VIC州にあるバララット大学が高校生を対象に行った調査では、回答者の多くがもっと早く性教育を受けた方が良かったと考えていることが分かった。

フェアファックス・メディアが伝えたところによると、同大学がバララットに住む学生約100人を対象に行った調査結果の中で、ほぼ完全な性教育を受けた7,8,9年生の半分以上が、小学生のうちにこれらの教育を受けておくべきだったと感じていることが分かった。一方、5,6年生の担任教師のほとんどが性教育の中で具体的なことを話すことに不快感を感じるとした。

調査を行ったダッフィー教授は、「今回の調査結果では、学生らはもっと早く性教育を受けたいと思っていることが分かった。3,4年生ぐらいが妥当であろう。性について早く知ることで高校に入ってから皆が話している内容について理解することができる」と述べた。フェアファックス・メディアが10月に伝えたところによると、オーストラリアの教育課程当局では、性教育の実施は5,6年生が妥当と考えているとした。

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