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路面電車の大規模な路線延伸を発表

【シドニー13日AAP】   公共交通基本計画の一環として、NSW州政府は、シドニー市内と市内西部を結ぶライト・レール(路面電車)の路線を市内東部まで大幅に延伸すると発表した。

市内サーキュラー・キーと市内東部ランドウィックの間を走る新線は、全長12キロに伸びるが、ジョージ・ストリートからムーア・パーク地区を抜け、ロイヤル・ランドウィック競馬場とニューサウスウェールズ大学を通り、終点のプリンス・オブ・ウェールズ病院に至る。市内の主な幹線道路、ジョージ・ストリートでは、バサースト・ストリートからハンター・ストリートまでの区間において、線路が路面に敷かれるため、自動車の通行も制限されるという。

延伸は、建設費が16億ドルに上ると予想されている一方、セントラル駅からサーキュラー・キー駅までの移動時間が半減し、朝のラッシュ時にシドニー中心部に押し寄せるバスの台数も1時間あたりに220台以上減少するなどの様々な効果もあるとされ、期待が寄せられている。その建設工事は、2020年までに完了する予定。

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