【ブリスベン18日AAP】 QLD州のアウトバック(未開地)で行方不明となり、3日後に無事発見されたイギリス人バックパッカーは、自分の尿やコンタクトレンズ液などを飲み命をつないだという。
サム・ウッドヘッドさん(18)は19日午後、QLD州中央部ロングリーチにある牧場で働いた後、ジョギングに出かけたがそのまま戻ってこなかった。3日後の22日午後、救助ヘリコプターが牧場から5キロの地点でウッドヘッドさんを発見。脱水症と日焼け以外は特に問題はなかったという。
ウッドヘッドさんは、今回の生存劇を伝えるためイギリスのメディアと契約し、それで得た収益をすべて今回の捜索に関わった団体に寄付するとしている。ウッドヘッドさんはオーストラリアに入国してわずか数週間しか経っていないという。