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サイクロン接近で2千人避難 NT

【ダーウィン21日AAP】  NT準州のカーペンタリア湾近くの島と沿岸部で、23日にも大型サイクロン「トレバー(Trevor)」が上陸するとみられ、周辺住民約2,000人が避難を始めたことが分かった。同準州においては、1974年に大きな被害をもたらしたサイクロン「トレイシー(Tracey)」以来、過去最大の避難規模となる。

 

カーペンタリア湾西部のグルートアイランド島(Grrote Eylandt)とナンバルウォー地区(Numbulwar)などから1,000人以上が、ボロルーラ(Brroloola)、マッカーサー・リバー亜鉛鉱山、ロビンソンリバー、カーペンタリア湾周辺から1,000人がQLD州へ避難したもよう。

 

NT準州のガンナー主席大臣は、大型サイクロンによる災害の危険性があることに加え、遠隔地域であることを理由に避難命令を発令したと説明した。NT準州の湾岸全域では突風、洪水、大雨の警報が発令されている。

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