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QLD首相、ブートキャンプ見直し命令

【ブリスベン23日AAP】   QLD州北部のブートキャンプで21日に未成年2人が逮捕された事件を受け、同州のニューマン州首相はブートキャンプの実施場所や安全性の見直しを命じた。

ケアンズに近いクランダのキャンプ施設で同日、少年(13)と少女(14)が刃物で世話人を脅して脱走し、近隣の住宅に押し入り女性から現金を盗んだという。また、乗用車を盗もうとした容疑で逮捕された。これを受けてニューマン州首相は、このような事件は起こるべきではなかったとし、司法省と同施設の管理責任者らに対し、説明を要求した。

州政府は昨年11月、若年犯罪者のブートキャンプへの送還を開始。クランダのキャンプ施設は今年に入って開設されたばかりで、逮捕された2人は開設後初の唯一のキャンプ参加者だったという。

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