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イラン最高指導者は「悼まれることはない」と豪首相

【ACT1日】   アンソニー・アルバニージー首相は、米国とイスラエルによる合同攻撃でイランの最高指導者が殺害されたとの報道を受け、「悼まれることはない」と述べた。

イラン国営メディアが死亡を確認する中、首相は国家安全保障委員会の緊急会合後に記者会見を開き、「抑圧的な体制に立ち向かう勇敢なイラン国民を支持する」と表明した。首相は「アヤトラ(アリ)・ハメネイは体制の核開発計画、武装代理勢力への支援、自国民に対する残忍な暴力と威圧の責任者だった」と述べた。「それはイラン国内だけでなく国際的にも無数の命を奪った。彼はオーストラリア国内での攻撃を指揮した責任もある。彼の死が悼まれることはない」と語った。

国営メディアは40日間の服喪期間を発表したが、後継者や詳しい死因については明らかにしていない。家族も死亡したと報じられている。テヘラン上空に大きな煙が立ち上る映像が拡散し、関連施設が標的になったと伝えられた。

ドナルド・トランプ米大統領は、イスラエルのベンジャミン・ネタニエフ首相が「彼はもはやいない」と述べた後、同師は「死亡した」と宣言した。トランプ大統領は、その死を「イラン国民が祖国を取り戻す最大の機会」と評価し、必要であれば爆撃を継続すると述べた。

今回の攻撃は、米国とイランの核協議が続く中で実施された。米側はウラン濃縮の全面停止、備蓄の放棄、関連インフラの解体、さらに弾道ミサイル計画の制限や中東の武装勢力への支援停止を求めていた。

オーストラリアのイラン系コミュニティは死亡を歓迎した。豪州イラン系コミュニティ連盟の副会長は「抑圧と暴力の時代の終わりだ」と述べ、多くの人が安堵していると語った。豪州ユダヤ人代表評議会も軍事介入は「避けられなかった」とし、体制を強く非難した。

アルバニージー首相は、オーストラリアも体制の影響を受けてきたと指摘し、イラン革命防衛隊が関与したとされる反ユダヤ主義的攻撃にも言及した。政府はイラン大使を追放し、数百人に制裁を科し、革命防衛隊をテロ支援組織に指定している。首相は「イランの核計画は国際平和と安全への脅威だ」と述べ、米国の行動を支持すると表明した。一方で地域の緊張激化を懸念し、民間人の保護を求めた。

野党側もイラン体制を強く批判し、首相の対応を支持する声が上がっている。

ソース:news.com.au – Iran’s supreme leader ‘will not be mourned’, Albanese says

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