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第二次大戦の砲弾処理、ACT

【キャンベラ12日AAP】   ACTキャンベラ南部のウォーデン警察署に、年配の男性が砲弾2発を持ち込んだ。砲弾は第二次世界大戦時のもので、爆発物処理班が出動して処理に当たった。

男性によると、第二次大戦に従軍した父親の「戦争記念品」の一部として、1975年に遺産として相続したという。砲弾はイタリア軍の迫撃砲弾と見られ、当時北アフリカのトブルク戦線で戦った兵士たちの多くがオーストラリアに持ち込んでいた。

警察では、砲弾の一つは安全ピンがまだついた状態だったが、もう一つはピンがなく、爆発の可能性があったので、処理班を要請したという。また、弾薬などを持っていたり、状態が不明の場合は、すぐ警察に連絡するようにと訴え、「弾薬類をそのまま運ぶことは非常に危険なので、今回、誰も負傷したりすることがなかったのは幸運だった」と述べた。

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