一般

亡命希望者がまた溺死 WA沖

【キャンベラ17日AAP】   WA州クリスマス島には毎日約100人の亡命希望者が到着している。そんな中、途中で溺死する人の数も増加している。16日に発見された船の周辺では、4人の遺体が収容された。

同日午後7時ごろに発見された船からは144人が救助された。先週、高波にのまれた亡命船の中から乳児の遺体が発見されたばかり。

クリスマス島を管理するスタンホープ氏によると、現在では、島内に遺体50体を収容できる葬儀場があり、この数が昨年増加したと述べた。

「亡命船について議論する時に、乗船者のことを無名の人々として扱うのではなく、1人1人が夢を持ってオーストラリアを目指し、家族が亡くなった時には我々と同じように悲しみを感じるということについて、我々全員が認識すべきだと時々思う」とスタンホープ氏。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら