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老人ホーム放火の看護師に終身刑の判決

【シドニー1日AAP】   2011年11月にNSW州の高齢者養護施設で高齢者11人が焼死した事件で、放火容疑の元看護師に対し終身刑が言い渡された。

ロジャー・ディーン被告(37)は当時、クェーカーズヒル・ナーシング・ホームに看護師として勤務していた。処方箋が必要な鎮痛剤を常習していた同被告は、勤務先から200錠以上の鎮痛剤を盗んだ。放火の理由は、この窃盗事実を警察や施設経営者に分からせないようにするためだったとされる。

同被告は犯行当日、施設内の2か所に放火した。その1か所は、身体の不自由な高齢女性2人が寝ていた部屋だった。消防隊員らが駆け付け、同室の消火活動に当たっている最中に、もう1か所の火の手が天井まで上り、大火災を引き起こした。

NSW州高等裁判所のレーサム裁判長は1日、同被告が自ら介護を担当していた11人の高齢者を死に至らせた罪は重いとして、終身刑を言い渡した。判決直後、詰めかけた大勢の犠牲者家族から、歓声が沸きあがった。

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