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シリアから帰国へ 両親死亡の子ども3人

【シドニー24日AAP】  父親がイスラム教過激派組織イスラム国(IS)の兵士だった、オーストラリア国籍を持つ3人の子どもが近く、オーストラリアへ帰国するとみられることが分かった。子どもたちは8歳~12歳で、父親は戦闘で死亡、母親も何らかの事情ですでに死亡している。

 

子どもたちはシリアで戦闘が始まった当初に両親と渡航し、現在はシリアのキャンプに滞在しているとみられる。当局は子どもたちをレバノンかイラク経由でオーストラリアへの帰国を試みようとしているもようだ。シリアのキャンプには現在、女性と子どもを中心にオーストラリア国籍保持者が70人がいるとみられている。

 

ダットン内務相は、シリアからオーストラリアの市民権保持者を脱出させる任務において、担当者たちを危険にさらすことは決してないと強調。また、子どもたちを脱出させる際は、事例ごとに最善の方法を採用するが、オーストラリア国民の安全が最優先であることに変わりはないと説明した。

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