一般

山火事で高速道路閉鎖、迎え火が原因?

【シドニー12日AAP】   シドニー北部の「M1」高速道路が一時閉鎖されている。同地域で実施中のバックバーニングと呼ばれる迎え火が原因だ。

NSW州の消防救助局の発表によると、12日午後現在、マンダロング・ロードとの交差点付近で、消防隊員らが消火活動に当たっている。隊員らからの要請で、M1が両方向とも閉鎖された。

一方シドニー寄りの地域では、ブルーマウンテンのウィンマリーで燃え続けている火事を消し止めようと、消防隊員らが現在も消火活動に当たっている。10日に発生したこの山火事で、すでの1050ヘクタールの低木林地が焼失した。12日午後、風況が変化し空気が乾燥したため、近隣住民らに対し緊急準備を行い、いつでも行動できるよう呼びかけた。

閉鎖中のM1について、同局は火事が飛び火したと発表。しかし、同局が開始したバックバーニングが原因か否かについては明らかにしていない。ただ、その可能性はあるとしている。また、山火事の被害拡大を食い止めるバックバーニングは、綿密な計画のもとで行われるが、時には失敗に終わるときもあるという。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら