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NSW州で強風被害が相次ぐ

【シドニー1日AAP】   1日、NSW州各地で最大時速110キロという強風が吹き荒れ、各地で住宅の屋根が吹き飛ばされたり、木が倒れるなど被害が相次いだ。

州救急サービス(SES)は1日午前6時以降、午後5時までに500件以上の通報に対応した。そのほとんどが屋根の破損や倒木被害に関するものだったという。

州中央沿岸部ロングジェッティーでは住宅の屋根が強風によって吹き飛ばされ、他の家にぶつかりながら道路の真ん中に放り出された。またシドニー北部アバロンでも住宅の屋根が吹き飛ばされる被害があった。

さらに、電力会社「オースグリッド」によると、シドニー周辺の2万5000世帯と中央沿岸部の5000世帯で停電となっている。また、ブルーマウンテンやシドニー西部の9300世帯でも停電となった。

気象庁によると、1日正午ごろ、シドニーやNSW州南東部、またACT(首都特別地域)では平均時速65キロの強風が吹き荒れたという。

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