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亀裂タワー 州首相が自治体会議に出席

【シドニー19日AAP】  NSW州のベレジクリアン首相は19日、建物の内壁に亀裂が入るなど構造上の欠陥を抱え、避難を余儀なくされているマスコット・タワーズの住人たちによる会議に出席した。住人らは同首相に対し、避難や改修の支援費用として100万ドルの拠出を求めたとみられている。

 

ビル管理会社は首相に対し、避難によって住人たちは“深刻な困難”に直面していると訴え、支援を求めたもよう。一方、州政府は今回のような事態を招いたシステムについて調査することを決めている。

 

築10年のマスコット・タワーの住人は今月14日、ビルの基礎構造に懸念があるとして、技術者に調査を依頼。技術者は住人の避難を呼び掛けていた。タワーの住人による自治会は19日夜、住人、オーナー、建物の専門家、州政府の高官など加え、州首相を会合に招いた。

 

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