政治

極右政党党首 SA州で政党登録に意欲

【アデレード1日AAP】  極右政党「ワンネーション」党のポーリン・ハンソン党首は1日、今年5月に実施された連邦総選挙において、同政党がSA州で得票数を伸ばし、多くの有権者から支持を得たことを受け、同州で政党登録を検討していることを明らかにした。

 

ハンソン党首によると、特にSA州の地方部でワンネーション党への支持が高いといい、SA州の地元紙アデレード・アドバタイザーズに対し「投票数の9.8%を占めており、これは州議会の議席を獲得できる割合だ」と述べた。同党の獲得票数はセンターアライアンス党の約2倍、オーストラリア保守党の約3倍だったとみられている。

 

ハンソン党首は、有権者が自身のことをオーストラリアのことを本当に考えている人間として見てくれているとして、「われわれは家族としての価値観を非常に大切にしており、家族としてのまとまりを後押ししたい」と述べ、“出来るだけ早期に”ワンネーション党を政党登録し、“必要がある場合に”SA州を訪問する意向を示した。

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