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ごみ処理破綻で州民100万$負担 VIC

【メルボルン22日AAP】  VIC州の廃棄物リサイクル大手SKMが破綻したことを受け、同州の納税者に約100万ドルの負担となっていることが、同州の緑の党(グリーンズ)による調べで分かった。SKMは7月25日にリサイクル用廃棄物の回収を停止している。

 

VIC州グリーンズによるとSKMの破綻後、州内の33カウンシルが週当たり27万ドルの請求書を受け取っていることが分かったという。総額で108万ドルとなる。同州グリーンズのラトナム党首は「現状は財政的にも環境的にも持続可能とは言えない」と懸念を示した。

 

また、ラトナム党首は「SKMの閉鎖でVIC州のリサイクル制度がいかに整備されていないかが分かった」と述べ、廃棄物処理同業のクリーンアウェーが約6,000万ドル分のSKM権益を買収し、全権益を買収する可能性を示唆していることについてこれを歓迎する姿勢を示している。

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