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食料供給チャリティー 需要に追いつかず SA

【アデレード13日AAP】   SA州の非営利団体フードバンク(FoodBank)の新調査によると、今年に入り食料需要が15パーセント上昇しており、毎月8000人近い州民が同団体の無料食料提供を求めていることがわかった。

 

同団体のグレッグ・パティンソン会長は「昨年の11万7260人と比べて、今年は毎月13万人以上もの人々がフードバンクの無料食料提供サービスを利用しているが、7876人以上が食料提供を受けることができなかった」としている。

 

また、調査結果から男性よりも女性の方が50パーセント以上も十分な食事が取れていないことがわかった。

 

同会長は「我々の努力にも関わらず、助けの必要な地域に未だ配達できなかったり、高額な輸送費や食品の供給不足で、十分に供給ができないのが現状」と述べ、州政府はこの問題に対応していくべきだと訴えた。

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