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9月失業率5.2% 新規雇用増が3年連続

【キャンベラ17日AAP】  国内の今年9月の失業率は5.2%と、前月の5.3%から0.1ポイント低下したことが、豪政府統計局(ABS)による最新の報告で明らかになった。新たに仕事を得た人の数は1万4,700人で、3年連続となる増加を記録した。

 

フルタイム雇用に就いた人の数が増加し2万6,200人となったのに対し、パートタイム雇用を辞めた人の数は減り1万1,400人となった。一方、生産年齢人口にたいする労働力人口を示す労働力率は66.1%と、8月の66.2%からこちらもわずかに低下した。

 

労働党のオコナー影の雇用相は、統計について「求職者たちが仕事を得られるかどうか、不安に感じていることがうかがえる」とコメント。オーストラリア国民は雇用市場に対し、信頼を失いかけているなどと否定的な見方を示した。

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