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最新機器でフレーザー島の歴史に迫る

【ブリスベン22日AAP】   QLD州の有名な観光地であるフレーザー島で、今から100年以上前に先住民アボリジニ系の人々100人以上が土葬された場所を特定するために、大学の科学者らが最新機器を用いて調査を行っている。

今から100年以上前、先住民アボリジニ系の人々はフレーザー島に集落を構えたが、7年間で起きた生活環境の悪化で病気や栄養失調になり100人以上が死亡した。死亡した人々が土葬された場所には印がないためこれまで場所の特定ができなかった。

QLD州サンシャインコースト大学の科学者チームは、地中の3D画像を映し出すレーザー機器を使用する。デビーズ教授は、「このレーザー機器は、以前2万年以上前に埋められた先住民の土葬場所を特定することに成功した。理想的な機械だ」と話した。

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