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一戸建ては小さく、アパートは広く

【メルボルン11日AAP】   豪政府統計局(ABS)のデータによると、国内で新たに建てられる一戸建ては過去17年で最も小さくなっている。一方、アパートはわずかに大きくなっている。

新たに建築される住宅のうち、アパートが半数近くを占める。一戸建ては小さく、ユニットやタウンハウス、ビラの大きさは増している。オーストラリアは米国に次いで世界で2番目に住宅が大きく、敷地の平均面積は189平方メートル。

2018年に建てられた一戸建ては、前年を1.3%下回り過去17年で最小の平均228.8平方メートル。一方でアパートは平均128.8平方メートルで広くなった。背景に、人口増加と公共施設の近くに住む傾向が考えられる。高齢のカップルが小さい家に移り住んだり、若い世代が自宅を出て賃貸したり新たに家を購入することから、世帯人数も2.4人に減少している。

TAS州の一戸建ては国内最小の178.5平方メートルだが、アパートは最大の159.3平方メートル。首都管轄区域(ACT)は一戸建てでは最大の250.8平方メートルだが、アパートは最小の102平方メートル。

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