生活

高齢者ケアセクター改善に5憶ドル超

【キャンベラ25日AAP】   モリソン連邦首相は、5憶3,700万ドルを拠出してスキャンダルの多い高齢者介護セクターを改善させると約束した。在宅介護パッケージの増加、行動制止用薬剤の使用減少、若い人の老人ホーム退去を3本柱とする。

モリソン氏は、「高齢者を尊重する文化を確立しなければならない」と述べた。

来月から、特に介護レベルの高い高齢者に焦点を充てて在宅介護パッケージを1万人分増加する。先立って発表されたものと合わせ、15万人分の介護パッケージを提供する。

また、老人ホームの職員向けに、医薬品の管理や認知症のトレーニングを改善する。認知症患者に対するものを含み、来年初頭から抗精神病薬の使用が大幅に厳しくなる。

老人ホームで生活する非高齢者に関しては、2022年までに65歳未満の新規入居をなくす。現在老人ホームで生活する45歳以下の170人は2022年までに、65歳以下の5,400人以上も2025年までにそれぞれ退去させる。このうちおよそ3,800人が国民身体障害者保険制度(NDIS)の資格を有することから、政府は専門居住施設への入居を目指す。

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