政治

イスラム断食明け 人々の結束を強調

【シドニー4日AAP】   イード・アルアドハー(イスラム教の断食明けの祭典)を祝ってイスラム教徒が集まり、オーストラリアの政治家らも結束を強調した。

シドニー西部ラケンバのモスクに4日、断食明けの祭典を祝ってイスラム教徒コミュニティが集まった。与野党の政治家らもこれに参加して、市民の結束を強調した。

ベアードNSW州首相は群衆を「家族」と呼び、「異なる信仰や素性を持っていたとしても、ここNSW州では皆1つの家族だ」と述べた。

モリソン移民相は集まった人々を称え、「人種差別や偏見の余地はない」と話し、イスラム教徒コミュニティを政府が支援することを保証した。

ショーテン野党党首も、「現代のオーストラリアで信仰を持つ人々の代弁を、人種差別主義者や過激主義者にさせないようにしよう」と群衆に呼びかけた。

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