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山火事復興に20憶ドル 連邦政府

【キャンベラ6日AAP】   山火事の影響を受けた地方自治体や農家らの復興に向けて、連邦政府は今後2年で少なくとも20憶ドルを拠出すると発表した。

モリソン連邦首相は6日、「火は今後も数か月燃え続ける。さらなる資金が必要であれば支援する」と述べた。また、復興資金が連邦予算に及ぼす影響について「黒字は焦点ではない。人的損失や復興費用が優先だ」と話した。

これまでに国内で24人が死亡、NSW州で2人が行方不明のままだ。住宅1,600棟以上が焼失した。NSW州とVIC州では6日に雨が降ったが、10日に再び状況は厳しくなる予想。VIC州沿岸部マラクータでは、住民およそ300人が空路での避難を待つ。6日は煙の影響で航空機の運行を見合わせた。

山火事の影響を受けた地域20か所でサービス・オーストラリアの暫定事務所を開き、住民が災害見舞金を受け取れるようにする。これらの地域では少なくとも2か月、生活保護の負債回収や受給者が満たす活動も一時停止する。国税局も2年間、同地域でタックスリターンの追跡を行わない。消費者監視機関は、山火事を狙った偽のチャリティー募金を通報するための電話サービスを設立する。

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