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テロ警戒レベルシステム 改善が必要

【キャンベラ16日AAP】  昨年9月、オーストラリア保安情報機構(ASIO)がテロ警戒レベルを“High”に引き上げたが、オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)が行った調査で、警戒レベルについての認識に誤解や混乱が生じていることがわかった。

ASPIのアンソニー・バーギン副所長は、警戒レベルについてはASIOの指揮の下、公的な統一システムにすべきだとの考えを示唆。さらに、警戒レベルが何を意味し、どのように行動すべきかについても理解されていないことから、これを広めるキャンペーンの必要性も指摘した。

さらに同副所長は、警戒レベルの定期的な見直しや、危険な地域を具体的に示すなどの改善点を挙げた。また、オーストラリアのように土地面積が大きい国では、警戒区域を地理的に分かりやすくすべきだとの考えを示した。

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