政治

新下院議長にトニー・スミス議員を選出

【キャンベラ10日AAP】   自由党の資金パーティー出席にヘリコプターを利用したとして辞任したビショップ前下院議長の後任に、VIC州のトニー・スミス議員が第30代下院議長に選出された。

10日、自由党の議員総会で行われた投票の結果、スミス氏が議長に選出された。スミス氏は議長としての最初の言葉として、「全員を公平に扱う」「国会は活気ある場であり、考えや理想が議論される場だが、無礼で騒々しい必要はない。そこに改善が見たい」と話した。

推薦したVIC州ディーキン選挙区のマイケル・サカー議員はスミス氏について、「ばか正直だ」と話した。NSW州ロバートソン選挙区のルーシー・ウィックス議員も、「スミス氏は議会を公平に統治するだろう」と話した。

アボット連邦首相は、「スミス新下院議長が本会議場で、与野党から敬意を得て秩序を維持すると確信している」と話した。アボット首相はまた、ビショップ前下院議長について、「30年以上にわたって議会や国、党のために献身してくれた」と敬意を表した。

野党労働党のショーテン党首も、「今回の出来事は、我々皆が自分たちの行動を見直す機会となった」と話し、スミス氏を祝福した。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら