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失業手当 減額は65万人が貧困に

【キャンベラ20日AAP】   新型コロナウイルスの影響で引き上げられた失業手当、ジョブシーカーがパンデミック以前の額に戻れば、国内で65万人以上が貧困に陥ると予想される。

オーストラリア研究所(TAI)が発表した新たな経済モデリングによると、失業手当がパンデミック前の1日40ドルに戻れば、14歳未満12万人を含む65万人以上が不況に陥るとされる。失業手当は以前の倍の2週間でおよそ1,100ドルに一時的に引き上げられ、即座に42万5,000人が貧困から抜け出たと見積もられる。

オーストラリア・ビジネス評議会(BCA)や社会サービス協議会(ACOSS)、連邦準備銀行(RBA)を含み、多数の企業や団体が給付額増を求めてきた。

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