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出席率低下に柔軟対応を VIC教員組合

【メルボルン24日AAP】  オーストラリア教員組合(AEU)は24日、VIC州内の高校11年生と12年生、特別学校などについて、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、欠席が続いている生徒が増加していることを受けて、授業の形態などを柔軟にして対応すべきと訴えたことが分かった。

 

AEUは教育省に対し、週の何日かを遠隔学習にするなどの柔軟な対応を行わず、融通のきかない現在の状態が続いた場合、生徒たちの学習内容に遅れが出るだけでなく、校長や教員などにもさらに負担がかかってくると指摘した。

 

AEUのVIC州支部のピース会長は、特に特別学校などにおいて、対面による出席の割合が減少していることを懸念。学校の中には、出席率が50%にとどまっている学校もあるとして、学校にあらためて柔軟な対応を求めた。

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