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イスラム教犠牲祭 首相「集まり控えて」

【キャンベラ31日AAP】  連邦のモリソン首相は31日、イスラム教最大の祝祭である「イードアルアドハー(犠牲祭)」を迎える31日~2日までの3日間、大勢の人が一堂に集まることは控えるよう求めた。モリソン首相自身は敬虔なキリスト教信者だが、自分は妻も含めてここ数か月間は教会へ行っていないと説明した。

 

モリソン首相は31日、ラジオ局2GBの番組に出演。「信仰は非常に大切なものだが」と前置きした上で、「このような時期においては、多数で集まらないことのほうが重要だ」と述べ、現時点では国民の健康について、信仰と同じように重要と考えていると説明した。

 

モリソン首相はまた、新型コロナウイルスの新規患者に対する、NSW州の迅速な対応を称賛した。NSW州では31日の時点で、感染源が特定されている治療中の患者はゼロとなっている。ただ、モリソン首相は「これも変わる可能性がある」と、慎重な態度を示した。

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