一般

ISから孫らを救出へ 祖母シリア入り

【シドニー19日AAP】  イスラム過激派組織ISの戦闘で死亡したオーストラリア人のカレード・シャルーフの子ども達5人を救出するため、子ども達の祖母が18日、弁護士らとともにシリアへ出発した。関係者らは祖母に対し命の保障はないと警告していた。

祖母のカレン・ネトルトンさんと弁護士らは、5人がいるとみられるラッカを目指しているが、ラッカはISが勢力を握る非常に危険な区域となっている。シャルーフとカレンさんの娘でシャルーフの妻タラさんはすでに死亡しており、15歳の長女ゼイナブさんが幼い弟や妹らと取り残された状況となっている。ゼイナブさん自身にもシリアで出産した赤ん坊の娘がいる。

子ども達はカレンさんに対し、「空爆が激しく逃げることが出来ない」とテキストメッセージを送ってきたという。専門家は子ども達に関する情報が殆どないなか、ISが勢力を握る地域に足を踏み入れるのは非常に危険だとしてカレンさんらにシリア入りを考え直すよう忠告していた。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら

生活

運転免許試験に2か月待ち NSW

【NSW18日】   NSW州で運転免許試験の需要が高まっている。初心者用のラーナー(L)免許保持者は、本試験を受けるのに最長2…

生活

EVのみに道路使用税を検討

【ACT24日】   連邦のチャルマーズ債務相は、電気自動車(EV)の普及に伴うガソリン税の収益減への対応として、EVのドライバ…