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SA州もやし 再びサルモネラ菌を検出

【アデレード19日AAP】  SA州の保健当局はサルモネラ菌による食中毒の恐れがあるとして、もやし生産農家のスター・トゥ、およびパッケージ企業のサンシャイン・スプラウツが出荷したもやしについて、廃棄処分するか返品するよう消費者に呼びかけている。

SA州では、もやしのサルモネラ菌による食中毒の報告は、通常一年間で15~20件だが、昨年は12月からの発症例が280件以上となり、病院で治療を受けた人は47人となっている。SA州内では大手スーパーや個人商店で販売されているほか、レストランやカフェなどにも卸されている。

SA州のパディー・フィリップス保健相広報担当者は、スター・トゥに対し食中毒が発覚後、一度は食用もやしの販売を許可したが、今回再びサルモネラ菌が検出されたことで営業停止命令を発令するとともに、消費者らに注意を喚起するよう呼びかけている。

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